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こだわり
消化器、特にすい臓の病気を見逃さない診療に注力しています。腹痛や食欲不振、背中の痛みなどご相談を
一般的な腹痛や便通異常はもちろん、精神的な問題が症状を引き起こしていることなどもあるため、患者さまのお話をよく聞き、しっかりと診断をつけた上で、必要に応じて連携する医療機関をご紹介いたします。
診療のモットー
専門性をもって診療するもの、他の医療機関に紹介するものを振り分けていきます。
患者さまが訴える症状に対して、当クリニックが専門性をもって対応できる症状は治療を進めますが、それ以外の症状でほかの医療機関で診てもらった方がいいと判断した場合には、すぐにご紹介することを基本方針としています。
例えば、私が得意とするすい臓であれば、「お腹が痛い」という症状から、すい臓の病気のちょっとした兆候を見逃さずに診断することが可能です。しかし、心臓や肺などになると、それが難しいこともあります。この地域は内科であっても、循環器や呼吸器、腎臓など専門性のあるクリニックが多いため、より特化したところへの迅速なご紹介が可能です。
その見極めのために、問診では患者さまの訴えによく耳を傾けていきます。ご自身の症状をうまく伝えられないという患者さまには、こちらから質問を投げかけ、お話を引き出せるよう心がけています。その中で、背中の痛みが整形外科的な病気ではなくすい臓から来ていたり、精神的な問題から腹部症状などを起こしていたりすることが見つかるケースもあります。
必要に応じて検査をした上で、しっかりと見極め振り分けます。なお、当院の専門外であっても、総合的なかかりつけ医として診てほしいというご希望があれば、できる限り対応いたします。
消化器内科の診療について
胃や腸、肝臓、すい臓の検査や治療に力を入れています。
当クリニックでは、胃、食道、大腸、肝臓、すい臓といった消化器の症状に対する検査や治療を得意としています。中でも、すい臓には力を入れて診ています。特にすい臓がんは見つけにくい病気です。当クリニックでは、ささいな症状であっても血液検査や超音波検査を行い、病気を見逃さないよう注意しています。すい臓の症状としては、主に腹痛です。胃の内視鏡検査で異常が見つからなくても、すい臓の検査が必要な場合もあります。症状を問診でしっかりと伺い、きちんと検査を行うことには特にこだわっています。
また、すい臓以外にも胃や大腸、肝臓などに起こるがんの発見にも努めておりますので、原因不明な症状も含めて、お腹が痛い、便通が良くない、食事がうまく取れないという方は、お気軽にご相談ください。
院内や地域の医療連携について
大学病院や近隣のクリニック、地域ケアプラザなどとの連携でよりよい医療の提供をします。
症状に応じて他の医療機関をご紹介するために、近隣のクリニックだけでなく、大学病院などとも連携し、病気の早期発見や早期治療につなげています。専門的な検査や治療が必要な場合には、患者さまがご希望される医療機関に紹介状を書くこともできますし、大腸の病気であれば「昭和大学横浜市北部病院で診てもらうといいですよ」といった具合に、症状に応じた専門の医療機関をご紹介することも可能です。
また、月に2回、横浜市美しが丘地域ケアプラザで認知症の講義や医療相談なども行っています。地域ケアプラザには、看護師や理学療法士、介護スタッフなどがおり、さまざまな相談に応じたり、イベントを開催したりしていますので、クリニックには相談に行きにくいという方は、こちらで気軽にご相談いただければと思います。このように地域との連携に取り組みつつ、院内でも医師とスタッフがしっかりと連携を取りながら診療していることが特徴です。